仮想通貨(暗号資産)

Pi NetworkのKYC(本人確認)の手続き方法・やり方。日本語化対応済み!

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しい暗号資産(仮想通貨)π(パイ)のマイニングが無料でできる「Pi Network(パイネットワーク)」は、今や世界中で参加者が激増していて、大きな注目になっています。

Pi Networkは現在テストフェースですが、メインネット移行が控えており、その後上場する予定。そこでいよいよ(2022年5月中旬くらいから)KYC(本人確認)も日本語対応されて本格化してきました。

KYCを通貨しないとメインネットへの移行で弾かれてしまい、これまでマイニングでためてきた全てのπ(パイ)が無効になってしまいます。なので必ず通さないといけません。

そんなPi NetworkのKYCの手続き方法、やり方、またできない時の対処法についてもお伝えしていきます

2024年7月に正式にKYCの申請期限が定義されました。KYC及びメインネット移行の猶予期間を2024年7月1日から6ヶ月間としており、そのうちKYC(本人確認)の申請については、(2024年)9月30日までに行うことが必要です

参考:KYCおよびメインネット移行猶予期間の制定(英文)

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Pi NetworkのKYCはいつ出来るの?

ランダムで順番がまわってくる

Pi NetworkのKYC(本人確認)は、この記事執筆時点では、いつでもできるのではありません。ランダムでKYCを行える順番が回ってきます。Pi Networkを始めた順番、ためたパイ(π)の数に関係なく、本当にランダムのようです。

いずれKYCは全員が好きなときに行えるようになると思いますが、今のところ自分の順番がいつくるかわからないので、次のように「KYC手続きの対象になりました」という通知がスマホに来たら15分以内に手続きを始めるようにしましょう。マイニングでPiアプリの雷マークをタッチした時に出てくることが多いようです。

15分以内に手続きを開始しないと、KYCを行う権利が一旦保留され、他の人に順番がまわってしまいます。状況によってすぐの対応は難しい場合もあると思いますが、その時は仕方ないですね。次の機会を待ちましょう。

なお「手続きを開始」が15分以内とのことなので、15分以内にKYCを完了させないといけないわけではありません。

Pi Network KYC(本人確認)のやり方

Pi Browser起動しKYCの手続きを開始

Pi Networkのアプリから「KYC」の通知が来たら、画面にある「PIブラウザを開く」をクリックし、Pi Browserの画面にある「kyc.pl」をクリックします。

Pi Browserのアプリは既に導入されていることが前提です。

参考記事:Pi Browserの導入とPi Walletの作成方法

Pi KYCの「はじめまして」の画面が出ます。

国、身分証明書を選択肢、3項目にチェックを入れて、「手続きを進める」をクリックします。

  1. 国(Japan)を選択します
  2. 身分証明書の種類を選択します
  3. 全てチェックを入れます

「身分証明書の種類」は以下のように選択してください。

  • パスポート → Passport
  • 運転免許証 → Driver’s License
  • マイナンバーカード → National ID Card

PIアプリの最初の導入のときに、名前をローマ字で登録していた場合はパスポート、日本語名(漢字)でしていた場合は運転免許証、あるいはマイナンバーカードを選択するのが一般的です。ちなみにPiアプリのプロフィール更新で、ローマ字名と日本語名の両方の登録をしていた場合は、都合の良い身分証明書を選択すれば良いです。

また「Health Insurance (健康保険証)」は選択肢があるものの、日本の健康保険証は顔写真が無いためKYCは通りません(画像抽出に失敗のエラーが出るようです)。他の身分証明書を選択しましょう。


チェックする項目が3つありますが、最初の項目にチェックを入れた瞬間に、以下のように「データ収集に対する同意」のポップが出ますので「同意する」を押します。

身分証明書の写真を撮影

身分証明書の写真画面で「次へ」をクリックします。

身分証明書写真をスマホで撮る際の注意書きを確認します。

身分証明書の写真を撮ります。運転免許証の場合は+の追加ボタンを押して、裏面も撮ることが可能です。

表示されている写真を確認します。写真の向きが水平でない場合は、「回転アイコン」で向きを調整します。写真に問題がないことを確認して「次のステップ」をクリックします。

ここでの写真撮影が先に進まない、エラーが出るという報告もあります。Pi Browserのバージョンは最新か?カメラの権限が許可されてるか?等を確認して再度やってみてください。フリーズして進まない場合も何度かボタンをクリックしていると、最初からやり直せて上手くいくことも多いようです。

また、身分証明書の写真や文字がしっかり認識できていることが大事です(この後の工程でAIにて照合する為)。横画面で撮影し、明るさ、反射等に気をつけて下さい。

身分証明データフォームの記入

次に、身分証明データ(個人情報)を記入していきます。

名前(ファーストネーム、苗字)については、先の写真で「免許証(Drivers License)」や「マイナンバーカード(National ID Card)」を選択していた場合は、日本語の漢字名、「パスポート(Passport)」を選択していた場合はローマ字名で入力します。

住所でローマ字入力する場合は、http://judress.tsukuenoue.com/ のサイトで確認すると便利です。

「ドキュメント(証明書)ID番号」は、免許書番号、あるいはパスポートのNo、マイナンバーカードのNoを入力します。

全て入力したら、最後に「次のステップ」をクリックします。「データアップロード中」の画面になるのでしばらく待ちます。

本人確認のためのセルフ写真を撮影

本人確認のためのセルフ写真を撮影します。注意書きを確認し、写真を撮る準備ができたら「準備できました」をクリックします。

このメッセージがもし出てきたら「Start recording」をクリックします。

撮ってるときに”smile”と画面に表示されたら、笑ってください。

①通常の顔写真

②笑顔の写真

の順に撮られます。先にした身分証明書撮影と同じことですが、暗くならない、光の反射等に気をつけて撮りましょう。

申請内容の確認

申請内容を再度チェックします。間違っている箇所があった場合は、「鉛筆マーク」をクリックすれば遡って編集できます。

チェック中に、以下のように「欠落データが検出されました」と表示されることがあります(「画像抽出に失敗しました」という文言が出る場合もあります)。

これはKYCのAI判定でエラーになっている状況です。

  • 撮影した写真(身分証明書写真/セルフィー写真)に問題がないか?
  • 個人情報の入力内容にミスがないか?

確認してください。写真が問題の場合は、再度撮影しなおす必要があります。

KYC申請

最後にKYCの申請をします。KYCの送信時には、1πが必要になるのでメッセージを確認し、「実行&支払」ボタンをクリックします。

実際はKYC申請のこのタイミングではなく、メインネットに移行した後に1πが消費されます(後払い)。

「はい、データは正確です」をクリックします。

「申請が完了しました」のメッセージが出てばOKです。

「スタータス表示」をクリックすると、「申請済み、審査中」の表示が出ます。

PiNetworkのKYC申請後、承認が完了するまでにも「KYC手続きの対象になりました」の通知が何度か来る人も多いようです。おそらく表示の不具合でしょうから気にしなくて良いです。

KYCの承認は日数がかかる

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Pi NetworkのKYC(本人確認)の承認は結構日数がかかります。その時の状況やタイミングによっても大きく変わると思いますが、数週間くらいはかかると思った方が良いでしょう。バリデーター(KYCをチェックする役割の人)が増え、体制がもっと整ってくれば早くなるとは思います。

追記:申請完了

今回掲載したPi NetworkのKYCを行ったのは、(2022年)5月20日頃でしたが、その後約2週間ほどで承認されました。パスポートを選択していましたが、運転免許証だともっと日数がかかるという噂もあります(本当かどうかはわかりません)。

PinetworkのKYCが承認されると、「Pi Browser」の「kyc.pl」内のステータスはこのように「申請済み:KYCに合格しました」の表示に変わります。

また、PIアプリの「Mainnet」→「メインネットチェックリスト」の画面では、「4.KYC申請書の提出」「5.KYCの結果待ち」の両方ともにチェックが入りました、

古くからPiNetworkのマイニングをしていたり、紹介を多くしているのに、KYCの通知がなかなか来ない人も多いようですが、あとから始めた人の方が古い人より絶対人数が多いわけなので、ランダムで順番が回ってくることを考えれば確率的にはそうなるのも仕方ないですね。待つしかないでしょう。

またKYC申請したのに、承認が長い期間返ってこないケースも多いようですが、不具合があれば何らかの通知は来るものなので気長に待ってみてください。中には1年経って承認が来た、なんて例も割と多くあります。

そして、KYCの申請アクションをする期限が2024年9月30日までと制定されたことから、期限にも注意しながらKYC申請の画面が出た場合は早めに対応するようにしましょう。

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