海外FX業者の中でも、日本のトレーダーから高い人気を誇る「XM（XMTrading）」。
すでにXMで口座を開設して取引を始めた方の中には、取引スタイルの変化や運用の幅を広げるために、追加で口座を作りたいと考える方も多いでしょう。
追加口座の開設は実はとても簡単。数分あれば完了します。
この記事では、実際の画面を使いながら、画像付きで手順を詳しく解説するとともに、XMで追加口座を作るメリットや注意点についても紹介します。ぜひ参考にしてください。
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XM（XMTrading）の追加口座を開設する手順
既にXMの口座をお持ちの方が、新たに追加口座を開設する方法はとてもシンプルです。これから手順をわかりやすく順番にご紹介していきます。
XMログイン
XMのマイページ（管理画面）にログインして下さい。
XMのリアル口座を追加で開設
続いて、「追加口座開設」→「リアル口座」と順にクリックします。
追加した取引口座の設定
次の画面にて、MetaTraderのバージョン/口座タイプ/レバレッジ/基本通貨等といった「取引口座の設定」を行います。
- MetaTraderのバージョンを「MT5」または「MT4」から選択（特にこだわりがなければ、最新で動作が速いMT5がおすすめ）
- 口座タイプを「スタンダード」「マイクロ」「極（KIWAMI）」「Zero」から選択
- レバレッジを設定（最大の1000倍推奨）
- 基本通貨を選択（日本円なら「JPY」）
- 取引ボーナスの受け取りで「はい」を選択
- 最後にチェック✓を入れ、「続行する」ボタンをクリック
パスワードの設定
取引口座のパスワードを入力し、「完了」をクリックします。パスワードは、数字・小文字アルファベット・大文字アルファベット・特殊文字をすべて使用し、10〜15文字で作成してください。
「完了」のメッセージが表示されると同時に、登録しているメールアドレスにも通知が届きます。メールには、作成したリアル口座の口座番号、パスワード、XMの接続サーバ情報が記載されていますので、必ず内容を確認しておきましょう。
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XMで追加口座を開設する際のメリットは？
取引条件が異なる口座を複数作つことができる
XMでは、取引プラットフォーム、レバレッジ、スプレッド、取扱通貨、ボーナスの有無など、口座ごとに異なる条件が設定されています。
一度開設した口座の設定は後から変更できないため、追加口座を開設することで、自分のトレードスタイルに応じた使い分けが可能になります。
例えば、次のように用途を分けて活用することができます。
- MT4用の口座とMT5用の口座を分けて使う
- 高レバレッジで攻める口座と、低レバレッジで安定運用する口座を分ける
- スキャルピング用にスプレッドの狭いZero口座や極口座、デイトレード用にボーナス付きのスタンダード口座を使い分ける
資金移動用の口座を別に作ると便利
追加口座は、資金の出し入れ専用として利用することも可能です。
取引用のメイン口座とは別に管理することで、余剰資金をしっかり分けて運用できます。資金移動の際も、口座間でスムーズかつ迅速にやり取りができ、余計な手数料の心配もありません。
EA（FX自動売買）専用口座として使える
EA（FX自動売買）を利用したい場合は、通常の裁量取引用口座とは別に運用したい方も多いでしょう。
EAによっては、取引プラットフォーム（MT4／MT5）や、口座タイプ（スタンダード、マイクロなど）が指定されていることもありますし、特定のリンク経由で専用口座を開設する必要があるEAも多くあります。
そうした場合に、追加口座を作成しておくことで、他の口座と切り離してEA用の自動売買を安全に行うことが可能です。
リスク分散にもつながる
複数口座を持つことで、万が一ひとつの口座で損失が発生しても、他の口座に資金を分けておくことでリスクを最小限に抑えることができます。
自己資金管理の観点からも、口座を分散して運用するメリットは非常に大きいといえるでしょう。
本人確認書類不要ですぐ作ることができる
XMでは、追加口座を開設する際に新たな本人確認書類の提出は不要です。
メイン口座で新規口座開設時にKYC（本人確認）が完了していれば、追加口座は数分で簡単に作成できます。
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XM追加口座開設時の注意点
追加口座は最大8個まで
XMでは、1人あたり保有できる追加口座数は最大8口座までと決められています。
通常であれば十分な数ですが、もし上限に達してしまう場合は、不要な口座を解約する必要があります。
追加口座にはウェルカムボーナスは適用されない
XMでは、新規口座開設時のみウェルカムボーナスが付与されます。追加口座を作成しても、ウェルカムボーナスは受け取れない点に注意が必要です。
複数口座の合計残高によってレバレッジ制限がかかる点に注意
XMで追加口座を開設する際に気をつけておきたいのが、「証拠金残高の合計に応じて最大レバレッジが制限される」点です。
XMでは、証拠金残高が一定額を超えると段階的にレバレッジの上限が引き下げられます。
●XMにおける証拠金残高と最大レバレッジ
| 証拠金残高 | 最大レバレッジ |
|---|---|
| $5 〜 $40,000 | 1,000倍 |
| $40,001 〜 $80,000 | 500倍 |
| $80,001 〜 $200,000 | 200倍 |
| $200,001 以上 | 100倍 |
例えば、証拠金残高が$40,001（日本円では約600万円）を超えると、最大レバレッジは1,000倍から500倍に引き下げられます。
ここで注意したいのは、対象となる「証拠金残高」は1口座ごとの金額ではなく、すべての口座の残高と含み益の合計だということです。
たとえば4つの口座を保有していて、それぞれの証拠金と含み益の合計が600万円を超えると、自動的にレバレッジは500倍に制限されます。口座残高が増えてきた場合は、必要に応じて出金するなどして、レバレッジ制限に引っかからないよう注意しましょう。
追加口座での入金ボーナスに制限はある
XMでは、追加口座の開設時にウェルカムボーナスは付与されませんが、入金時には上限（約150万円分）までボーナスを受け取ることができます。
ただし、「Zero口座」と「KIWAMI極口座」は入金ボーナスの対象外となるため、ボーナスが欲しい場合は口座タイプの選択時には注意が必要です。
追加口座へ乗換後は元口座の口座凍結に注意
追加口座に資金を移動し、元の口座に資金が残っていない状態になると、その口座は90日後に凍結されます。凍結を防ぐには、次のいずれかの対応が必要です。
- 口座に500円以上の残高を維持する
- 90日以内に1回以上、取引または入出金を行う
なお残高が500円以上あっても、90日間取引がない場合は休眠口座扱いとなり、毎月10ドルの口座維持手数料が引かれます。
残高がゼロになった後、さらに90日経過すると口座が凍結されます。
使わない口座を残しておきたい場合は、定期的に取引を行うのが良いです。90日だと忘れることもあるので、月に1回は取引するとしておくと良いです。
複数口座間での両建ては禁止
XMでは、複数口座を利用して同一通貨ペアの買い・売りポジションを同時に持つ両建て取引は禁止されています。
両建てはボーナスの不正利用とみなされるリスクがあり、他の多くの海外FX業者でも同様の禁止規定が設けられています。規約違反とならないよう、十分に注意して運用しましょう。
まとめ
XMでの追加口座の開設方法と、追加口座を作るメリット・注意点について詳しくご紹介しました。
XMでは、最大8口座まで保有できるため、取引プラットフォーム（MT4/MT5）、口座タイプ、レバレッジ、スプレッド、ボーナスの有無など、さまざまな条件に合わせて柔軟に口座を使い分けることが可能です。
追加口座を活用することで、資金管理の効率化やリスク分散、トレード戦略の幅を広げることにもつながります。取引スタイルや目的に応じて、適切に口座を使い分けることで、より安定した資金運用と成果アップが目指せるでしょう。
ぜひこの記事を参考に、目的や用途に応じて、追加口座の開設を進めてみてください。
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